ギアナ3国

’19南米スリナム-仏領ギアナ国境&サンローラン宿情報

スリナム-仏領ギアナ国境情報

■12時半にアルビナ行きのミニバス(18スリナムドル=約5ドル)約3時間
■アルビナ到着後、必ずイミグレーションで出国スタンプをゲット(約徒歩5分)
■アルビナー仏領ギアナ間のボートは4ユーロ(多分相場は3ユーロ)
■仏領ギアナに入国すると物価が高騰アルビナで食料買っておいた方がお得
■サンローランーカイエンヌ間のバスは1日1便早朝6時発のみ4時間弱。
(それ以外は乗合いタクシー。人数が集まり次第出発なので所用時間不明)
■バスは25ユーロ。乗り合いタクシーは40ユーロくらい…?とにかく高い!!!
■サンローラン朝6時出発のバスでブラジル国境オイアポケ到着が午後3時頃。
■アルビナに宿泊しても朝6時のバスに乗り継不可仏領ギアナに1泊が必須
■どうしても安く泊まりたい場合はサンローランにある唯一の安宿1泊15ユーロ
(ただしハンモック泊)

なんとか仏領ギアナ泊を避けたい…

パラマリボは街の雰囲気も素敵でのんびり長居したい気分でしたが、ブラジルのマカパーベレン間のフライトを手配していたので日程に余裕はあったものの先を急ぐことに決めました。この先、スリナムー仏領ギアナも仏領ギアナーブラジルも陸路での国境越え、しかもネットでの情報が少なくスケジュール通りに移動できるか不安でした。

そして、仏領ギアナには安宿がなくカイエンヌの最安値のホテルでも1万円近く。そのため、なんとか仏領ギアナに滞在せずにそのまま同日にブラジルまで移動したいと考えていました。パラマリボから仏領ギアナ国境までもバスで3時間くらいかかるためパラマリボを朝出発してもその日のうちにブラジルのオイアポケまで移動することはイミグレーションが18時までであることを考慮すると不可能なことが判明。

それじゃ〜仏領ギアナ国境近くのアルビナまで移動すれば間に合うかもしれないと思い、パラマリボを1日早く出発することに決定。

12時半にアルビナ行きのバスがあることがわかりそれを利用して移動することになりました。アルビナ行きのバスは日本の旅館などで送迎に使うようマイクロバス。補助席も全席利用して満席で出発。料金は18スリナムドル(約5ドル)でした。

車内にツーリストただひとり…
どこの川も黄褐色。

バスに揺られること約3時間。アルビナに着きました。降りた途端、ボートの客引きが殺到。

とにかく先にイミグレーションに行って出国スタンプをゲットしないといけないので勧誘をひたすら無視し続け、5分ほどでイミグレーションに到着。ガラガラのイミグレーション。

おそらく現地の人たちは出国手続きをせず直接ボートに乗って対岸のサンローランに行っている様子。まあ、無法地帯であるかのようにボートが自由に行き来しているところを見る限りできなくもないかも。

とはいえ、この先ブラジルに行くことが決まっているため無事に出国スタンプをゲット。引き続き河岸に戻ると客引きが殺到…

とりあえず仏領ギアナに入国すると物価が高くなることは分かっていたのでスーパーで食料調達。その後、先に誰か乗っているボートを見つけ乗り込みました。

古いネットの情報では3ユーロくらいと書いてましたが、あまりにも古い情報なので物価も上がっているだろうと5ユーロ以下で乗れたらラッキーだと思っていたら4ユーロでOKでした。

■ボートに乗る時は先に他の乗客が乗っていることを確認すること。
■誰も乗っていないボートに乗ることはリスクがあるので避けた方がベター。
■荷物だけ乗せてその場を離れない(たとえ水を買いに行く時も…)

仏領ギアナなので=フランス入国扱い!

初めてのハンモック泊

ボートで到着したら目の前にイミグレーションがありました。さっそくパスポートを提出すると”ツーリストカードは???”と聞かれました。日本人は必要ないと伝えても納得してもらえず。。。何度か繰り返し伝えたところなんとか無事に入国スタンプ押してもらえました。

たぶん、それほど日本人がこの場所にやってくることが稀なんだと思います。ジョージタウンの空港で見かけたツーリスト以降、ほとんどツーリストは見かけることはありませんでした。見かけたとすれば、パラマリボの宿と教会かレストランの中くらい…?移動のバスもツーリストただひとりでした。ネットで色々情報を検索しても古い情報ばかりです。

まずは宿探しからですが、宿代が高い仏領ギアナに入国した理由はMapsMeの地図アプリに1件ゲストハウスの情報がヒットしたから。Booking.comのマークが表示されたものの検索しても出て来ず。とりあえず、直接向かうことにしました。

google mapにも載っていました!!!

道中、念の為ホテルを見つけたので値段を聞いてみると、100ユーロ!!!日本でいうローカルなビジネスホテル。室内は見ていないものの1万円以上するところには泊まる気にはなれず、予定通りのゲストハウスに向かうことに決定。すると、なんとホテルのスタッフが3ユーロで車で送ってくれるという親切な人に出会いお言葉に甘えて送迎してもらうことにしました。

到着したのは普通の民家…ここは本当にゲストハウス???

到着したのは、普通の民家。ホテルのスタッフが中に入って様子を確認してきてもらいました。すると、帰ってきて出た一言「ハンモックを用意してくれるのでそこで寝れるのであれば1泊15ユーロ。シャワーとトイレは民家と共用」

1泊1万円を切るホテルが存在しない場所で、15ユーロで寝泊まりできるなんて即決。しかも、ハンモックで寝たこともなかったので初体験。1泊しかする予定がないのでなんとか寝泊まりする場所が見つかり一安心です。シャワートイレもすぐ近くにあり、電源コンセントも大型冷蔵庫も使えたので満足です。

ちなみに、カイエンヌまで移動したとしても最安のホテルは8000円〜、どうやらこの国はゲストハウスが存在しないみたいです。ネットの情報ではレンタカーを借りて車内泊するのが最善だとか書いていました。交通機関も乗り合いタクシーが主流で値段も2〜3時間の移動で30ユーロ以上するのはバックパッカー泣かせの国と言わざるをえないです。

ヨーロッパにも北欧とか物価の高い国はありますが、値段相応というか、ゲストハウスもあるし交通機関も乗り合いタクシーしかないっていう場所は珍しいかと思います。

仏領ギアナの見所は、スペースシャトルの発射台があったり、奥地に行けばジャングルがあったり観光スポットはあるかと思いますが、日本人旅行者にとっては単なる通過国というのが正直なところ回答になるかと思います。

だいたいギアナ3国を弾丸旅行する人か、ブラジルからギアナ3カ国を抜けて再度ブラジル経由でベネズエラに向かう人か、ギアナ3国からカリブ海に飛ぶ人、この3択になるかと思います。そういえば、釣り好きな人にも人気があるみたいです。

なんとか寝る場所が見つかり一安心です。送迎してくれたホテルのスタッフが戻る車に乗せてもらい街まで送ってもらいました。親切な人に出会えて感謝です。ちなみに、街の中心部までは徒歩で15分くらいなのでそこまで不便ではなかったです。

ちなみに、泊まった日はフランス人のおじさんがいて、部屋を借りるにしてもこの街は高すぎるのでここにしばらく寝泊まりしているとぼやいてました。この先、バックパッカー泣かせの国だと判明したので、翌朝のバスでカイエンヌに向かいそのままブラジル国境の街オイアポケに行くことに決めました!

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