コロナの渡航制限が理由で西アフリカの旅を断念しました。今回は、キャンセルした航空券がその後どうなったかについてのお知らせです。
◆前回の続き・・・
航空券の払い戻しについての条件とは
◆エチオピア航空をキャンセル
今回、サプライスで購入したエチオピア航空の予約をキャンセルしました。理由はアフリカ諸国がコロナによる入国隔離制限が始まったからです。ビザは事前に取得していましたが、国境で入国拒否されるリスクも考えられたので今回は旅行自体をあきらめることに決めました。
エチオピア航空は、業務委託している日本のエージェントがあって独自のHPがあります。欠航情報はそこから手に入ります。あいにく、自分の搭乗日はフライトキャンセルになっていませんでした。仮にHP上で欠航と表示があれば、払い戻しが可能です。ただし、通常欠航が確定する前に自己都合でキャンセルした場合は、後日欠航となった場合も払い戻しは不可です。
◆払い戻しは購入経路で異なる
通常、払い戻しの手続きは、公式HPで購入した場合は航空会社、旅行代理店で購入した場合は、旅行代理店にて続きとなります。そのため、購入経路によって払い戻しの条件が異なったり、代理店で購入した場合、航空会社に問い合わせしても代理店窓口を案内される場合があります。
◆サプライスで購入した場合
今回、サプライスでエチオピア航空の航空券を購入しました。そのため、キャンセルの条件についてはサプライスの規定に従うことになります。サプライスの場合は、航空会社規定に準じての対応となるため、例えば、航空会社のHPでコロナの特別措置が設けている場合、それに従うことが可能です。ただし、サプライスで購入しても航空券の種類により対象外となる場合があるので、対象か確実に知りたい場合は直接サプライスに問い合わせすることをオススメします。
◆特別措置対象外だった
あいにくエチオピア航空では欠航以外のコロナの払い戻し特別措置がなかったため、欠航になっていない便をキャンセルする場合は購入時に定められた取り消し手数料が発生することになります。今回は自己都合でキャンセルする場合3万円の取り消し料金が発生しました。航空券によってはキャンセル不可だったりすることもあるので、約10万円の航空券を3万円だけでキャンセルできたのはお得だったかもしれません。
◆それでも3万円はもったいない
◆仁川経由は保険対象！
今回、購入時に”キャンセルサポート”に加入していたことが判明。おかげでキャンセルに生じた3万円は保険で賄えることになりました。理由はエチオピア航空が仁川を経由する便だったため、仁川を経由する便は保険金請求の対象となりました！もしも、成田から仁川を経由せずに行く便だったら対象外となっていました・・・汗。
◆航空券以外もカバー！
キャンセルサポートは渡航に伴う出費も保険でカバーが可能！おかげで、アフリカの高いビザ代(３か国で約2,5万円)もユナイテッドのアフリカ大陸内特典旅行のキャンセル料金もカバーされることになりました！たった1,000円の保険金で10万まで補償されるので加入していて助かりました！
旅行は中止となりましたが出費が保険金の1000円で済んだのでラッキー！
気になる問い合わせ窓口は・・・
◆電話は繋がらないが常識
サプライスだけでなく、どの窓口も電話が混み合います。1時間繋がらないのは当たり前。2時間近く待つ人もいるとか・・・。フリーダイヤルだと粘ることもありかもしれませんが、ナビダイヤルだと最悪。繋がるまでの間もずっと課金されます。
①ナビダイヤルは避ける。裏番号(固定番号)が存在する場合があるので(HPなどには載っていないことがほとんどです）、ネットの情報を駆使して探し出す！
②海外からの方は・・・の番号は実は日本国内からも発信が可能。最初に０そして＋81以降のダイヤルを押せば繋がります。もちろん固定電話なのでかけ放題などの対象です！
③海外の日本語電話窓口にかける。無料国際電話のサービスを利用すれば国内通話料金だけでかけることが可能です。米系航空会社の時によく利用します。対応も現地ルールが採用されることもあるので日本窓口で断られてもアメリカ窓口では受付してくれることもあります！
④24時間窓口の場合は、比較的回線が空いている深夜3時から5時くらいにかける。ただし、オペレータの数を減らしている場合もあるので注意！
◆電話の折り返しは期待薄
ただでさえ電話が混み合っているのに、時間を割いて折り返し対応することはごく稀。折り返し連絡しますと言われても信用しないように。折り返すと案内された場合は、期日を必ず明確にすることをオススメします。例えば、わかり次第連絡します、などは、ほとんど当てになりません。オペレータも電話対応に追われているので余裕がありません。
◆電話で怒鳴らない
電話が繋がらなかったり、納得のいく回答がもらえないなど、イライラすることはあるかと思いますが、電話で怒鳴ることは何のプラスにもなりません。オペレータに嫌な客だと思われるだけで損します。オペレータがウレシいのはきちんと話を聞いてくれるお客様です。申し出を断られることもあるかと思いますが、決して意地悪でやってるわけじゃないのでお互い丁寧な応対に務めた方が絶対にいい結果に繋がります。
◆労いの言葉はプラス
問い合わせが増えるとオペレータは電話対応に追われます。精神的にも辛い仕事だと思います。なので、電話が繋がった時は、ご苦労様ですの一言だけでも声をかけるだけで、ウレシい気持ちになります。そして、その後の相談に関しても親身に話を聞いてくれるはずです。電話を切るときも、頑張ってください。の一言も忘れずに。
◆19日後にキャンセル完了メール到着
今回、エチオピア航空のキャンセル手続きを３月9日にして28日にキャンセル完了メールが届きました。それまでの間、電話はしていません。その理由は繋がらないからです。早く手続きを進めて欲しい気持ちはありますが、旅行会社は対応に追われて忙しい気持ちは伝わるので控えました。気長に待つしかないことは明らかなのに、対応を急かすのは無駄なのでやめた方がいいです。緊急で電話での問い合わせを必要としている人に回線を譲りましょう！払い戻しの手続きは気長に待つのが最善です！
業務委託コールセンタについて
◆窓口業務委託の航空会社
アエロメヒコやエチオピア航空は日本語の窓口は業務委託している会社です。そのため、本社の窓口でできることも、日本の窓口ではできなかったりする場合があります。エチオピア航空だと直サイトではチャットの問い合わせ窓口があるので、英語で電話するのが難しい場合はチャットで問い合わせすることも可能です。ただし、クレジットカードでの決済などは、個人情報の観点からチャット窓口では対応不可です。
◆日本窓口と海外窓口で対応が異なることも
今回、コロナの影響で友人のアエロメヒコのフライトを変更するお手伝いをしたのですが、日本の窓口で変更する場合、変更後の運賃差額を支払うよう案内がありました。彼は直接現地のオフィスに出向き手続きをしたのですが、なんと運賃差額は免除されたそうです。
◆最も決定権があるのは空港カウンター
自分の場合もアエロメヒコが勝手にフライト変更されたことがあり、その時に交渉してホテルを用意してもらったのですが、日本の窓口に問い合わせをしてもそういうことは対応不可だと言われました。なので、航空会社によっては日本の窓口が業務委託している場合は、直サイト経由で問い合わせをした方が対応がスムーズに進む可能性が高くなります。
