トロムソ

トロムソまでオーロラ鑑賞にたどり着いた理由とは・・・

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突如現れたバックパッカーの救世主<吉祥航空>

昨年の9月頃よりヨーロッパ方面の格安航空券として話題になったのが<吉祥航空>行き先は限られますが、例えば、①ノルウェーのトロムソorベルゲンが4.5万②アイスランドが4.5万③プラハが4.2万など・・・今までのヨーロッパ方面の格安チケットの定番は中国東方航空や中国南方航空が定番でしたが、突如この吉祥航空が参入してきました。冬の時期は一般的にヨーロッパ方面は航空券の値段は安くなる傾向がありますが、北欧はオーロラ鑑賞のシーズンでもあるため逆に高くなったりする場合もあります。オスロやヘルシンキに行くだけでも10万円以下で見つかることは稀で、今回、ヘルシンキから先のトロムソまでの往復まで含めて4.5万円は激安です!!!

ヘルシンキから先のトロムソ往復も含めて4.5万〜!

この吉祥航空について調べて見たら・・・

  • スターアライアンスのコネクティングパートナー
  • 日本各地に就航している(羽田/関空/名古屋/新千歳/沖縄など)
  • 現在ヨーロッパの就航はヘルシンキのみ
  • ヘルシンキ線の機材はボーイング787-9(ドリームライナー)
  • 一部日本国内の路線にも787-9を使用

<上海吉祥航空株式会社とは>上海吉祥航空株式会社はJuneyao Group出資の民間航空会社として、2006年9月より正式に事業運営を開始し、現在70機のエアバスA320シリーズを保有し、高い定時到着率を誇っています。中国で最も利便性の優れた拠点である上海と南京をベースとし、国内外の主要都市に向けて展開する110路線以上のネットワークを形成しています。

引用: https://www.anahd.co.jp/group/pr/201803/20180314.html#

調べた情報によると、比較的新しい勢いのある航空会社で、格安航空会社(LCC)ではなく一般的なサービスを提供する航空会社であることが判明しました。FlightAwareによると、定時到着率も悪くなくヘルシンキ線の機材がドリームライナーであることも魅力的でした。

ドリームライナーとは・・・

  • カーボンボディと最新設計で騒音が少ない
  • 窓が大きい。5段階のモードを採用する電動式シェード
  • キャビン内の空調には加湿器が標準装備
  • 天井が高くなったことで開放感が増大
  • パーソナルモニター・USBも装備
天井が高く全体的に機内が広く感じられる。パーソナルTVも大型。USB標準搭載
窓が大きい!!!
電動式で窓の明るさを調節

特にオススメなのが窓が大きいこと。景色を楽しみたい人にとっては大変魅力的です。窓も電子式シェードで窓の明るさを自動で調節することができます。加湿器の標準装備のおかげで機内の乾燥に悩まされることがなく、ブランケットを使った時にパチパチといった静電気に悩まされることもありません。カーボンボディと最新設計で騒音が少ないので夜間のフライトでも快適に寝ることができます。

激安の吉祥航空でヨーロッパに行くしかない!

ここまでくると、この激安の吉祥航空でヨーロッパに行くしかない!ということで、行き先を決めることになったわけですが・・・

値段を調べて行くと、格安料金のメイン就航先はノルウェーのベルゲンかトロムソ。そして、その次にレイキャビク(アイスランド)、プラハ、ベルリンなど・・・ベルゲンとトロムソ以外は設定された日が限定されるためベルゲンかトロムソの2択となりました。

フィヨルドのベルゲンかオーロラのトロムソか・・・

ベルゲンといえばフィヨルドが有名です。フィヨルドの観光のシーズンはなんといっても夏。北欧の秋は短くそのあとにすぐ冬となります。冬になると交通機関の運行が減少したり、場所によっては運休することも。となると、オーロラのトロムソが濃厚となりました。

トロムソへオーロラを見に行くことに決定!

行き先が決まったらあとはいつ行くか・・・。実はアイスランドでオーロラを鑑賞したことがあるのですが、あいにく期待していたものと異なり見ることはできたのですがイマイチな結果となりました。よくテレビとかで放送されるオーロラはオーロラ爆発といって、さまざまな要因が重なって出現するものだと後からわかりました。そのため、いくら天気がよくてもその他の要因が悪いともちろん見ることができません。アイスランドでの教訓で同じ失敗をしないために今回は念入りにオーロラの情報を調べてから出発日を決めることにしました。

アイスランドで見たオーロラ

肉眼ではうっすらと見えるレベル
これがMAXのオーロラ

オーロラを見にく前に必須な情報<オーロラ予報>

オーロラ予報を攻略!!!

オーロラ完全ガイド

ヤムナスカはカナダでのオーロラ鑑賞を目的とした旅行会社のHPですが、オーロラに関する情報が満載!!!オーロラの知識を勉強するためにオススメです。

必須の情報といえばオーロラ長期予報。

たくさんのサイトがありますが、だいたい3日間くらいの短期予報のサイトがほとんど。そのため、アラスカ大学のオーロラ予報は27日の長期予報が公開されているので、まずは行こうと思う日のオーロラ予報を事前に調べておくことをオススメします。

快晴でもオーロラが見れない?知っておきたい Kp値情報

オーロラに関しては素人ですが、オーロラに関するサイトを色々見ていくうちに Kp値と呼ばれる地磁気の値が重要な情報であることが判明しました。簡単に説明すると、Kp値が高いほどオーロラが発生する確率が高くなるということです。そのため、晴天で雲ひとつない天気であっても、このKp値が低い日にオーロラが発生する可能性は低くなります。逆に、Kp値が高くても雲が覆っているような天候であればもちろん雲の上空にオーロラは発生しているかもしれませんが、地上から見ることができません。

直近のオーロラ予報は当たる?現地で行く日を決める参考に。

今回トロムソに滞在したのは11月21日から27日までの5泊。アラスカ大学のオーロラ予報によると21日と22日のKp値が5で23日と24日が4、そして25日が3でした。結果は21日と22日の2日間がオーロラ爆発となり、それ以降の日は曇り空が続き連続して2日間見ることができない日が続きました。25日はKp値が3で天候もイマイチでしたが、どうしてもオーロラを見に行きたい人のリクエストでツアーが催行されましたが、参加した人の話ではトロムソから3時間走ったフィンランド国境近くで見ることができたものの、かなりうっすらしたオーロラしか見ることができなかったそうです。トロムソのオーロラ予報では21日と22日は全ての時間帯でGOでした。その他の日は全て Tryばかりだったので直近のオーロラ予報は高い確率で当たるかと思います。

長期予報で事前にKp値をチェック!
GOは高確率でオーロラ出現!

オーロラ予報を参考に出発日を決定!

オーロラ予報を参考にすると11月20日から24日までがKp値が高いことが判明。それに近い日付で吉祥航空の安い航空券を探すと・・・11月20日出発ー28日帰国のチケットが5.6万円で見つかりました。9月の4.5万と比べて割高ですが、せっかく北極圏に行くのに雪景色が見れない9月より雪景色の11月に行くことに決定となりました。

今回のフライトはヘルシンキでの乗継ぎが約10時間。ついでにヘルシンキ観光も可能!!!

ヘルシンキのシンボル大聖堂

今回のフライトは上海を深夜1:20発ヘルシンキ5:20着。そして、トロムソ行きの便が15:40。10時間近く乗継ぎ時間があるので、ヘルシンキを観光することになりました。とはいえ、11月といえば日照時間が短く9時頃にならないと明るくなりません。そこで、早朝からやっている(Yrjönkadun uimahalli)と呼ばれるプール&サウナに行くことにしました。ここは、映画”かもめ食堂”のロケ地となったこともあって行ってみたいな〜と思っていました。ここのプールは男女入れ替わり制のため、ちょうど木曜日は男性の日になっていたのでラッキーでした!!!プールについては別の記事で公開します。

“かもめ食堂のラストシーン”館内撮影できないのでフィンランド政府観光局のツイッターより引用
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