ウマワカでオルノカルを見たあとは、いよいよウユニ向けて出発です。
まずは、ウマワカからアルゼンチンとボリビアの国境”ラキアカ”を目指します。事前にボリビアの国境”ビジャソン”からウユニ行きのバスが8時半に出発するという情報を調べておいたので、その時刻に間に合うように4時半発のラキアカ行きで向かうことになりました。
ところが、思いもよらないハプニングが発生していまい…ウユニに行けなくなるかもといった事態が起こりそうになりました。
なんとかアクシデントを乗り越え、無事ウユニに到着することができたのでその長い道のりを紹介しますっ〜!!!
ラキアカ行きのバスがやって来ない・・・!!!
サルタープルママルカに乗ったバスが快適だったので迷わずBalutに決めたのだが…
ボリビアのビジャソンを8時半に出発するウユニ行きのバスに乗りたかったので、その時間に間に合う4時半発のバスを予約しました。サルタから乗ってきたバスが快適だったので迷わずBalutに決めました。
朝4時頃にバスターミナルに到着。ところが、時間を過ぎてもバスがやってこない???
4時半を過ぎてもバスがやってきません。そのあともやってくるバスは違う行き先ばかり…気づけば日が明け2時間が過ぎてしまいました。
これはどう考えても何かおかしい…そう思っても早朝でBalutの窓口は閉まったまま。すると、別のバス会社のラキアカ行きの窓口が開きました。周りにいた人たちがザワザワしだして列になりました。
たまたまラキアカに行く日本人と遭遇っ!
自分と同じくウユニを目指す日本人に遭遇しました。彼らの情報によるとサルタ方面から向かっているバスが途中で土砂災害に遭い立ち往生していることがわかりました。そのため、待っているバスがやって来ないのです。
このままいつくるかわからないバスは待てないっ〜!列に並んで別のバス会社で行くことにっ!
このままいつくるかわからないバスはこれ以上待っても仕方がないということで、別のバス会社でラキアカに行くことにしました。金額は確か10ドルくらいだったので、Balutで買ったチケットは捨てることにしました。
そういえば、インドで学んだ教訓を忘れていた…
インドの鉄道は遅れることで有名です。そのため、始発駅から離れた駅から乗ると遅延する確率が非常に高くなります。
そこで、可能な限り始発駅から近い駅を利用すると遅延する確率が下がります。インドの鉄道は長い路線だと始発駅と終着地で1日以上かかる列車もあるので、そのような長い路線を途中の駅から乗るととんでもない時間遅延することがありますっ笑
今回利用したバスはウマワカ始発のラキアカ行きだったので、遅延することもなく時間通りに出発することができました。
おかげで、なんとか無事ラキアカに到着。そして、Balutの窓口があったので未使用のバスチッケットを払い戻しすることもできましたっ!ただし、なぜか100円くらい手数料取られちゃいました。。。
そして、窓口でサルタ行きのチケットを買おうとしていた人に聞こえたのが…「サルタ行きは明日以降ですっ〜」それを聞いたバックパッカーの女性がびっくりした顔をしていましたっ笑。
さて、肝心のウユニ行きのバスですが、このトラブルの影響で朝8時半のウユニ行きのバスには間に合わず…なんとかラッキーなことに10時半ころにウユニ行きのバスが見つかりその日のうちにウユニに向かうことができましたっ!!!
フンザで起きた悪夢・・・
フンザから中国に戻れない・・・
今回、ラキアカ行きのバスが土砂災害で立ち往生となった出来事があって、以前、パキスタンのフンザから中国のカシュガルに帰れなくなったことを思い出したので紹介します。
カシュガルからフンザまでは、なんとかバスでやってくることができた
中国のカシュガルからパキスタンのフンザへは、有名なカラコルムハイウェイを通って行くことができます。道中は日本で見ることのできない標高の高い山々を通り抜けて行き絶景スポットでもあります。
フンザを満喫してそのまま中国に戻れるかと思いきや…甘くなかった
フンザを満喫して、中国からやってきた同じ道を帰っていく予定だったのですが、なんと、同じく土砂災害が起きてカラコルムハイウェイが通行止めになってしましました。
翌日には開通するとバス会社の人から聞いていたので、そこまで心配はなかったのですが明日には出発できるという話が2〜3日続き、このまま待っていてもいつ開通するかわからない状態になってしまいました。
中国から先のフライトが待っている。なんとしても帰らないとっ・・・
当時の旅行は世界一周に近い長旅をしていたので中国から先のフライトも手配済でした。カシュガルの宿に少し荷物を預けていたこともあり何としてでも中国に戻らないと行けなかったのです。
突如あらわれた救世主”パキスタン人”
このまま、いつ再開するかわからないバスを待つことに焦りを感じていると、同じ状況になっているパキスタン人と遭遇することができました。彼の情報によると、しばらくは道路が開通する見込みはほとんどゼロに近い。
唯一の手段は、ここから南下してイスラマバードまで行きそこから飛行機でカシュガルまで飛ぶ。パキスタン人が言うことだから従うしかありませんでした。そして、イスラマバードに着いても特に何もないということで近くのラホールを目指すことになりました。
パキスタン人と一緒にラホールを目指す!
簡単にフンザからラホールを目指すと決めたものの、その道のりはハイエースの乗合バンで24時間の長旅です。
それ以外の選択肢がないので、パキスタン人と一緒にラホールを目指しました。こんな時にその国の人が一緒にいるとものすごく心強いです。
ラホールまでの道のりは絶景だった!!!
ラホールまでの道のりはひたすら山岳地帯を走り続けます。そこからの景色は観光している気分になるほどの絶景の連続でした。
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ラホールに着いたもののその先が長かった・・・
イスラマバードーカシュガル間のフライトは週1便だった・・・泣
ラホールになんとか着いたものの、カシュガル行きの便は週1便。しかも、運悪く着いた日が就航日。間に合わず1週間後のフライトに・・・ラホールに1週間滞在が確定!!!
1週間後、なんとかカシュガルに戻れたっ!!!
なんとかラホールで1週間を過ごし、無事飛行機でカシュガルに戻ることができました。
こんな過去の経験があって、土砂災害と聞くといつもこの出来事を思い出します。結局、その後カシュガルから北京に飛んで2週間ほど在在する予定が3日になっちゃって、北京からモンゴルにいく計画が白紙となりました。いまだにモンゴルには行けてません…