戦々恐々の”ジョージタウン”
ここまできたらもう行くしかない…
ボゴタを出発してパナマシティ経由でガイアナに向かいます。ボーディングゲートに着くと明らかに黒人が多い。アジア人を見つけるもきっとビジネスの中国人。ツーリストらしき人はほとんど見かけませんでした。この人たちは何をしにガイアナに行くのか…不思議に思っていました。その理由はジョージタウンのイミグレーションで明らかに…
飛行機はギアナ高地を通りガイアナに向かいます。景色はジャングルと黄褐色の川オンリー、ザ・ジャングルといった感じ。これといった集落も飛行機から見えずこんなところに墜落したら発見もされず行方不明になってしまいそう。
とうとうチェディ・ジェーガン国際空港に到着
イミグレーションに着いたものの、なかなか列が進まない。入国審査に時間がかかります。並んでいる人のパスポートがだいたい同じ国のような気がしてよく見てみると”CUBA”の文字が…どうやらほとんどの人がキューバ人でした。それにしても、なぜキューバ人がガイアナに…?観光に来るような場所でもないし不思議です。どうやら彼らの入国審査に時間がかかっているようでした。進まない列にイライラし始めたら…職員がパスポートをチェックして一部の人を別のレーンに案内しています。何を確認しているのかと思ったら、キューバ人の入国に時間がかかるのでそれ以外の人を確認していました。そしたら、自分も別のレーンに案内されることに。普通に並んでいたら2時間くらい時間がかかるところ30分ちょっとの時間で済みました。どうやら、キューバ人はツーリストではなくて、キューバにアメリカ大使館がないのでビザの手続きにはるばるガイアナまでやってくるとの話を聞きました。そういえば、隣に座っていた人のパスポートもハイチって書いてあって、ハイチの人もたくさんいました。ひょっとしたらハイチの人たちもビザの手続きのためにガイアナまで来たのでしょう。結局、ツーリストらしき人は全員で10名もいないくらいでした。復路航空券の確認をされるかと心配していたら、陸路でスリナムに行くと説明したらすんなりパスポートにスタンプ押して無事入国できました。
ジョージタウンまでタクシー使うか乗合いバスで行くか…
空港までのアクセスは事前に調べておきました。タクシーなら約30ドル、乗合いバスなら200円。安全をお金で買うといいますが、この金額の差はデカイ。イミグレを通過した時間が午後4時、移動に1時間かかったとしてもまだ日が暮れない時間。ガイアナではカイエチュールの滝に行く予定をしていたので250ドルくらいツアーに費用がかかるから少しでも節約したい気持ちがあったものの、事前のジョージタウンの悪い噂を聞くとタクシーにすべきが悩みどころです。唯一の安心情報がwikitravelには乗合いバスで行って、着いた場所からタクシーに乗ればいいということが書かれていたので、勢いで乗合いバスに乗ることに決めました。
乗合いバスは高速でもない道を時速100キロくらいの猛スピードで飛ばしまくり予定通り1時間弱でジョージタウンに到着。降りてタクシーを探すものの、人が多くてこんなところでウロウロしている方が危険だと思い、すぐさまその場所を離れることにしました。そしたら、人通りも少なくて大きな通りに出たのでそのまま歩いてホテルまでいくことにしました。登下校の学生も道路を普通に歩いていたし、長年のバックパッカーとしての経験から、歩いても問題なさそうという雰囲気を察知して無事ホテルまで辿りつきました。
ガイアナにゲストハウスは存在しない???
事前にホテル情報を調べたものの、どうやらジョージタウンにはゲストハウス(相部屋)が見当たりません。ツーリストがほとんどいないとこでゲストハウスは需要がないのでしょう。今回、Hotels.comの最安値で宿泊したホテルもシングル・エアコンなしで1泊35US$でした。昼間は猛烈に暑いものの夜になると若干涼しくなったのでエアコン無しでも特に問題ありませんでした。共同で使えるキッチンもあり助かりました。過去に寝ている間に窓から侵入して盗難にあった人のブログを読んだことがあったので窓から人が侵入できないかも確認っ笑。夜は入り口の扉も閉まりセキュリティーも確認して安心しました。初日はスーパー以外に外出せず1日が終わりました。